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節水流量計 Water Saver
![[節水流量計] 製品カタログ / 取扱説明書](https://www.krone-shop.com/images/material/watersaver_img002.jpg)
[特長]
- 瞬時積算流量がひと目でわかる
- 積算水量（999.9Lまで）自動保存、リセット機能付き
- 手元で使用量の目安が把握できる（確度±10％）
- 耐塩素に優れたPVC材質（本体）
- ボタン電池(CR2032)で約500時間の電池寿命
- オートON/OFF機能付き
- 節水と水道コスト削減に
- 農家のトレーサビリティに
- ホースやスプリンクラー等の散水履歴の記録に
[機能]
- 使用流体：水道水、浄水 （異物が混入する水は使用不可）
- 流量範囲：2.0L/min以上
- 精度：±10％
- 使用温度：5～40℃（結露、凍結なきこと）
- 電源：ボタン電池CR2032×1個（約400時間）
- 寸法：W40×D48×H90 mm 約70g
- 材質：耐塩素に優れたPVC材質（本体）
※節水流量計は、樹脂製のコンパクトな流量計で、水道水・浄水専用です。
簡易的な製品のため、測定確度は±10％RDですので、あくまで目安としてご使用ください。
安全にお使いいただくために
1.バッテリーについて
CR2032（ボタン電池）をお使いください。電池寿命は連続約500 時間です。
2.環境について
ご使用できるのは、水道水、または浄水です。水温は 40℃までで、使用できる水圧は、0.6MPa です。ホース専用なので、水道管やPVC管にはお使いいただけません。
3.流量について
流量を正しく測るためには、毎分2 リットル以上の水が必要です。
4.取り外す場合のご注意
水道の蛇口を閉めて、本体やホースに溜まっている水を出し切ってから取り外してください。水圧がかかったままはずすと、水が勢いよく飛び散り、お客様が濡れることがあります。
5.お手入れ
本体は水洗いせず、柔らかい濡れ雑巾で汚れをふき取ってください。油・ワックス・シンナー・ベンジン・エタノール等は使用しないでください。製品材質を変質させ、故障の原因となります。
節水流量計の使い方
1.散水ホースにつなぐ
流量計の上通水口には、20A（G3/4”）のネジニップルがつきます。
家庭用ホース（内径 12～15mm 外径 17～20mm）につなぐには、
散水用ワンタッチ継手（ホーセンド）セットをご選択ください。
<散水用ワンタッチ継手：参考資料>
| 部品名 | 適用 | 品番 | 個数 |
|---|---|---|---|
| ネジニップル 3/4” | 本体上部の回転ナットに、ねじ込み | 568-116 | 1個 |
※本体下部の回転ナットは樹脂製のため、強く締めると割れることがあります。
締め付けトルクは約8N･m です。
2.通水の方向
この流量計の内部には、羽車があります。プラスチック磁石の羽車の回転数が、非接触で磁気センサにより変換され、水の流量に比例した信号がマイコン処理で積算表示されます。
通水方向は、本体に矢印がありますが、実際にはどちらでも測定できる双方向になっています。
3.流量の表示とリセット
1又は2のボタンを押す、もしくは毎分2L以上の水が流れるとになるとタービンが動作し、自動的に表示がONになります。また、水が流れずに5分が過ぎると表示は自動的にOFFになります。通算の積算流量値は、自動的に不揮発性メモリーに記録されます。 表示は上段が「現在の瞬時流量」で、下段が「通算の積算流量」です。下段の積算流量値をリセットにするには、リセットボタン(右)を約1秒間押します。上段の積算流量値をリセットにするには、リセットボタン(左)を約1秒間押します。（MODE2の場合）
4.．測定モードとモード切替え手順
AS-111は測定モードを切換えることができます。
【MODE１】 瞬時 - 積算表示 モード
通常出荷時はこのモードで出荷します。（画像１参照）
表示部の上段が瞬時流量表示、下段が通算積算流量表示です。
【MODE2】 積算 - 積算表示 モード
工場出荷時、又は電池交換後はこのモードになります。（画像２参照）
表示部の上段が現在の積算流量表示、下段が通算の積算流量表示です。
■ MODE2からMODE1に切り替える手順
AS-111は測定モードが下記２種類あります。
【MODE1】瞬時 - 積算表示 モード ※通常出荷時又は電池交換後はこのモードになります。
表示部の上段が瞬時流量表示、下段が通算積算流量表示です。
【MODE2】積算 - 積算表示 モード
表示部の上段が現在の積算流量表示、下段が通算の積算流量表示です。
■ MODE切り替え手順
モードの切り替えは下記の手順で行って下さい。
① 流量が表示されている状態で、１のボタンを３秒以上、長押しします。
② ▶のマークの位置が代わり、ボタンを離すとＭＯＤＥが切り替わります。
③ ご希望のモードになっていることを確認します。
※ご使用の前にお読み下さい。
- 節水流量計は、ボタン電池を入れて動作を確認してから出荷いたしますので、すぐに使用できますが、予め入れてある電池は、寿命が40～50時間と短いので、お早めに新品に交換して下さい。
- 品本体は、防滴仕様です。 防水ではありませんので、水没させないでください。
- 冬季に 0℃以下になる場合は、本体を取り外すかホースを外してください。凍結により破損する場合があります。
- ホースは光を透過させない不透明ホースを使用して下さい。透明ホースは藻が発生し、内部の羽車に詰まるおそれがあります。
バッテリー交換や保守
1.バッテリーの交換手順
① コイン又はマイナスドライバーと交換用電池（CR2032）を用意してください。② バッテリーカバーを反時計方向に回して、カバーをはずします。
③ 新しい電池を入れます。「＋」がバッテリーカバー側です。
④ バッテリカバーを時計方向に回して、はめてください。
バッテリー交換後、測定モードが工場出荷状態に戻ります。
詳しくは上記「４．測定モード切替え手順」を参照してください。
2.リットルの単位を表示する
通常、出荷時にはリットルの単位で出荷します。GAL単位が表示されている場合はお問い合わせ下さい。
3.汚れた場合のお手入れ
本体は水洗いせず、柔らかい濡れ雑巾で汚れをふき取ってください。油・ワックス・シンナー・ベンジン・エタノール等は使用しないでください。製品材質を変質させて劣化が進み、故障の原因となります。
4.冬季の保管
- （1）冬季に外気温が5℃以下になる場合は、本体を取り外すか、接続しているホースを外してください。外気温が0℃以下になると、本体内部に残った水が凍結して、本体が破裂する場合があります。
水道の蛇口を閉めて、本体やホースに溜まった水を出し切ってから取り外してください。水圧がかかったままで外すと、水が勢いよく飛び散って、お客様が濡れることがあります。 - （2）冬季の屋外や、室内でも10℃を超える寒暖差がある場所では、表示部の透明カバーとLCD間の空気層で結露が発生し、表示部が内側から曇ります。気密を確保した構造のため、結露は避けられない自然現象です。乾燥した暖かい場所に数時間置いて、結露を蒸発させてからご使用下さい。
主な仕様
| 測定方式 | 羽根車式 |
|---|---|
| 使用流体 | 水道水、浄水 ※異物が混入する水は使用不可 |
| 寸法 | W 40 ｘ D 48 ｘ H 90 mm |
| 質量 | 約70g |
| 材質 | 本体： PVC、SUS304、NBR |
| 使用圧力 | 最大 0.6 MPa ※水道管やPVC管には使用不可 |
| 使用温度 | 5～40℃ ※結露、凍結の無きこと |
| 電源 | CR2032 ボタン電池 （電池寿命約500時間） |
| 流量範囲 | 2～30L/分（瞬時） 2L/分以上（積算） |
| 接続部 | G 3/4 [ホース内径 12mm・15mm 対応] |
| 測定確度 | ±10％RD（表示値の±10％） |
| 圧力損失 | 最大 20kPa |
| 表示 | LCD 単位： 0.0～999.9 LITERS |
| 機能 | 積算リセット、自動ON-OFF（OFFは30分後）、測定モード切替え |
故障かな？と思ったら
| 症 状 | 原 因 | 対 応 |
|---|---|---|
| 流量が徐々に低下してきた 実流量とのずれが大きい |
|
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| 流量が表示されない 流量が変化しない |
|
|
| 表示が薄い |
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保証
お買い上げの製品は速やかに確認し、異常や間違いがあればすぐに弊社にご連絡ください。その間の管理保全に十分ご配慮くださいますようお願いいたします。なお 改良のため 予告無しに仕様変更していることがあります。
保証期間
製品の保証は、当社出荷後 2ヶ月 といたします。
保証範囲
上記保証期間に当社の責による故障が生じた場合は、修理を当社側の責任において行います。
修理は、まず代品を送ります。不具合原因を調査の上、内容を報告いたします。修理終了後、代品を当社へご返送ください。
修理ができない場合は、そのまま代品をご使用いただきます。
なお、保証とは、納入品単体の保証を意味します。交換のための費用等や、納入品の故障により誘発される損害についてはご容赦いただきます。また、特別に取り決めた場合を除き、問題品をご返送いただき修理または交換する対応とさせていただきます。
ただし、下記に該当する場合は保証範囲から除外させていただきます。
< 保証範囲の対象外 >
- Ⅰ． お客様による移動輸送時の落下、衝撃等、お客様の取扱が適正でないために生じた故障・損害の場合
- Ⅱ． お客様による使用上の誤り、あるいは改造による故障および損傷
- Ⅲ． 天災、災害などによる場合
- Ⅳ． 異常電圧・ノイズなどの外部要因に起因する故障および損傷（当社外の原因による場合）
- Ⅴ． 合議なく当社の責による（故障）と判定された場合
- Ⅵ． 日本国外での使用
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